やぎの日記

オタクの掃き溜め

留年回避「第一話」

あけましておめでとうございます。気づいたら3月も中旬で最後に書いたブログから三か月もたってました。お久しぶりです。今回の記事は、先日Twitterで調子乗って言った--新連載のあれです。よろしくお願いします。

1.初めに

1-1.自己紹介

Ⅱ類I科電子情報学プログラムの人です。4月から無事に四年生です。留年ダービーで背中に武豊乗っけてたくらい留年しそうだった人です。以下に学期ごとのGPA推移のグラフと今までに落とした科目一覧を示します。全体のGPAは1.7519です。 f:id:yagi-uec17:20200313025757p:plain

落とした学期 落とした科目名 科目区分 回収した学期
1年通年 ドイツ語必修 1年必修 露語で2年次通年
1年通年 選択ドイツ語 共通単位 一生不可
1年前期 線形代数第一 1年必修 2年前期
1年後期 物理学概論第二 1年必修 2年後期
1年後期 力学(Ⅱ類) 類基礎科目必修 2年後期
1年後期 確率と統計 類基礎科目必修 2年後期
1年後期 AWE 1年必修 2年後期
2年後期 論理回路 類専門必修 3年後期
2年後期 電磁気第一 類専門選択必修 一生不可
3年前期 電磁気第二 類専門選択必修 一生不可
3年前期 人間と外交 上級科目 一生不可

一生不可のやつらは別の選択科目で取りました。電磁気はくそ*1

1-2.読んで欲しい人

留年の危機にある人や単位をいっぱい落としたけど留年はしたくねえぜって人向けです。全てのプログラムに適用できるとは限りませんし、あくまでも僕個人の見解になります。GPAが3超えてる人には無関係なお話です。

2.留年とは

電通大にはそもそも留年という存在が実はなくて、書類上勝手に学部4年生まではいけます。ただ、2→3のタイミングと3→4のタイミングに審査があります。2→3の進級審査に落ちると、プログラム別の実験だけが履修できなくなります。だから実験以外の3年次開講科目は取れますし、上級科目とかのその手の選択科目ももちろん取れます。また。3→4の進級審査も卒業研究が出来るかどうかの審査になります。実験が取れない、卒研が出来ないということで事実上留年ということになります。

2-1.3年次進級審査について

実験を履修できる3年生になるための条件は1年生の必修科目をすべて取っていること or 60単位が条件です。僕が3年になるタイミングでは60単位+GPA1.3以上という条件もあったのですが、去年からなくなり、成績に関係なく、60単位取っていれば進級審査に通ります。

2-2.卒研着手審査について

2→3とは変わり、類とプログラムによってばらつきがあります。大体は2年までの必修と3年の実験が取れてて、類によって定められてる単位数を取っていれば大丈夫です。詳しい内容は学修要覧にすべて載っています。101単位か104単位だと思います。

3.なんで落とすの?

3-1.勉強不足

単純な勉強不足からくるもの。そもそも、電通大には前期入学と後期入学があり、圧倒的に後期入学者の方が段違いで頭がいいです。頭の作りがまず違う。容量の良さというか、理解力というか。一年前期に限り、後期入学者の平均GPAと前期入学者の平均GPAには1以上の差があると思います。3年後期にもなるとGPAの差は大して変わらなくなるのでそこまで気にすることではないですが、前期入学者はそもそも不利だとは思います。そんななか、地頭の差がすでにあるにもかかわらず、勉強せずに単位を取ろうなんて甘い考えで挑んだ結果がこれでした。

3-2.出席不足

大学に行ってないor授業中はTwitterかゲーム。起きたらお昼で2限まで破壊してましたし、授業中に教授の話を聞いてないので、テスト範囲とかもいつ小テストがあるかとかも全くわからない。小テストやるって聞いてないから勉強してない→小テストの点数がごみになる。そりゃ落とすね。

3-3.情報不足

情報不足。教授の話も聞いてないし、何も調べないから何したらいいかが分からない。人に聞く以外に情報を得ようとしない。留年の条件とかも自分で調べてなかったし、履修期間とか履修に必要なものとか。全部人に聞いてました。みんなありがとうそしてごめん。人に聞くなとは言わないけど最低限度の何かくらいは自分で調べようぜと。

3-4.やる気不足

やる気がない。どうせ来年まであるし。強くてニューゲームじゃ。先輩も再履してるし大丈夫だろ。って考えてたら落としまくって悲惨なことになりました。

4.単位を落とすメリットとデメリット

4-1.メリット

ひとっつも無し

4-2.デメリット

再履と選択科目や必修科目と被ってしまい、3年次4年次に選択科目のしわ寄せがくる。留年の恐怖に怯えて生活しなければならない。この二つがしんどいですね。この影響もあって僕は人文と選択科目を残して4年生になりました。CAP制度*2が導入されてしまいました。再履と選択と必修を履修ってなるとCAP制度を破壊せざるを得ない時間割になる場合もあるので面倒です。

5.留年対策

5-1.学修要覧

学修要覧を熟読する。入学後のサークル無料飯で先輩から「あれは鍋敷きだよ」って教わったりしますが、2年生になってからは熟読したほうがいいです。1年の時は必修ばっかで講義を選ぶ権利がないに等しいのでそんなに使いませんが、2年からは類基礎科目の選択必修科目とか選択科目とか類専門科目の選択科目とかもう頭おかしくなる多様性があるのでそのすべてが書いてある学修要覧を熟読することをお勧めします。僕の学修要覧はこんな感じで使ってます。

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 残り何を取ればいいかが分かりやすいのでこんな感じでカスタマイズするのがいいかと思います。あと進級審査とかのページにも折り目つけてすぐ開けるようにしてます。

5-2.時間割

毎学期初めと期末直前に、来年度分の時間割もダウンロードして、再履した場合取れるかどうかなどのチェックをしてました*3。期末前にこれを行って、これだけは落としちゃダメとか、これは最悪捨ててでも他の単位を取るとか作戦を立ててました。1科目捨てることで、1個捨ててしまったから他は頑張ろう的な精神衛生も良かったので容量悪い人にはお勧めです。
 僕は毎期の期末テスト前に学修要覧と来年の時間割を見て、再履と被るものを見て優先順位を毎回考えてました。地獄の期末期間前の安心材料になるので精神衛生上オススメする作戦です。落としてもいいやって科目は余裕が出来たら勉強して可を取れれば御の字かなって。

5-3.勉強

勉強をする準備をしっかりしましょうという話です。留年がかかっていても遊びたいし、オタクしたいですよね。単位がどんなにやばくても勉強はめんどくさいしうざいし、遊びは楽しいしで結局サボるんですよね。そんなんだから単位落とすんだよな。だからせめて勉強はしなくても、勉強するための資料は前もって集めておくとか、とりあえず出席取らない科目でも出席してシャドバしながらでも話を聞くとか、過去問は事前に集めておくとか。そんな感じで直前に慌てふためかないのが吉です。
 頭悪い人が期末テストの前日までノー勉で90分×15回の講義内容があるテストを一晩でできるようになるわけがないんですよね。そりゃできる人もいるけど、凡人は天才の何倍も努力しないと同じレベルにならないと思いますよ。 ということで、毎日真剣に勉勉しろってことじゃなくていつでも勉強ができる体制を整えておくこと、直前じゃなくて少し前から勉強をしましょうとそんな感じです。

6.終わりに

類やプログラムによって差があるので何とも言えませんが、参考になればなと思います。電子情報学プログラムは比較的楽で成し遂げられた説もあるんですけどね。 第2話は気が向いたら書きます。

*1:情報通信プログラムでは必修だけど、電子情報プログラムでは選択必修なので逃げた

*2:半期で25単位以上の履修に申請が必要になる制度。

*3:基本的には前年度と同じ時間割になるので今年の一個上の世代の時間割をダウンロードするってことです。たまに先生が変わったり、先生の気まぐれで時間割変更があってやばくなる時もあるので絶対ではないですかほぼほぼ一緒です。